千種の今池にあります高価買取専門店、おたからや今池店の鈴木です!!

バックや財布、最近ではアパレルアイテムも注目されているBOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)

実はその歴史はまだ50年と満たない新生ブランドです。

では、そんなBOTTEGA VENETAが一流ブランドへと成長したキッカケはなんでしょう??ブランドの歴史と共に辿ってみましょう。

BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)の誕生

1966年にイタリアのヴィチェンツァで生まれたBOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)は、

夫婦であるミケーレ・タッデイとレンツォ・ゼンジアーロが北イタリアの中で美しい町並みで知られているヴィチェンツァで創業しました。

ヴィチェンツァ近郊のアトリエ

ヴィチェンツァのあるヴェネト地方には革職人が多く、その中でも熟練の腕を持つ職人を集めて革製品を手作業で作り上げる小さな工房を開きました。

工房という意味があるBOTTEGA。イタリアの伝統的な手作業で最高品質の革製品を展開していきました。

こだわりある製法でつくられたアイテムは滑らかで、シルクのようなレザーと評されており、

創業当初からその高い品質に評価が集まり、イタリアの上流階級の間で信頼と実績を積み重ねていきました。

ブランドの哲学

BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)のブランドの哲学は「WHEN YOUR OWN INITIALS ARE ENOUGH(自分のイニシャルだけで十分)」そのためシンプルでブランドの主張が少ないデザインが多くなっています。

さらにヴェネタの工房というブランド名からもわかるように、故郷を大切にしています。

現在もBOTTEGA VENETAのアトリエはイタリアのヴェネト州にあり、ブランドが大きくなった今も大切にしていることが伺えます。

もともとヴェネト州は、工匠や世界に通用する一流の職人が生み出される地域として知られていました。

そこで生まれたBOTTEGA VENETAだからこそ美しく高い技術力のアイテムが次々と誕生したわけです。

トレードマークのイントレチャート

BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)の代名詞であるイントレチャート。

一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

BOTTEGA VENETAの技術の象徴として短冊切りのレザーを編み込んだデザインで、一目みただけでBOTTEGA VENETAのアイテムだとわかるほどに有名なデザインとなりました。

パッと見、単純に編み込んでいるだけのように見えるかもしれませんが、上質なレザーをひとつひとつ技を極めた職人の手により作製されています。

イントレチャートは極めてシンプルながら、上品で飽きの来ないタイムレスなデザイン。

BOTTEGA VENETAをオマージュしたデザインが増えてきましたが、本物の技術の高さは、実際に見て触れてみるとその違いを感じることができます。

学校を開校

職人による手作業にこだわって作られているBOTTEGA VENETAのアイテム。

BOTTEGA VENETAそのものといっても良いイントレチャートは、イタリア・ヴィチェンツァの職人が生み出した伝統伎です。

その技法やこだわりの強さを継承する職人が減っていることが懸念されており、2006年に次世代の革職人を養成・支援するべく、ブランド自らがスクールを開校しました。

BOTTEGA VENETAのスクールは資金の面でも良心的なサポートを施し、ノウハウのバトンを繋ぐ精力的な活動をしています。

その強い想いこそが、BOTTEGA VENETAのアイテムの品質の高さに反映されているわけです。

「学校を開校」のイメージ画像

大きな転機:グッチグループによる買収

ただ、どれだけ技術力が高く、いいモノを作っていたとしてもそれが知られることがなければ、ブランドとしての発展はありません。

転機は2001年、グッチグループによって買収されたのです。
この当時はちょうどラグジュアリーブランドの買収合戦のようなものが繰り広げられ、グッチグループはPPR(現ケリング)と手を組んでルイ・ヴィトンを擁するLVMHやプラダグループなどと覇権を争っていました。

グッチグループによってイヴ・サンローランを筆頭にセルジオ・ロッシやアレキサンダー・マックイーン、そして同じ年にはバレンシアガやステラ・マッカートニーなども買収されていたのです。

この時グッチグループを率いていたのは、ドメニコ・デ・ソーレとデザイナーのトム・フォード。
この2人の活躍によってグッチがどん底から再生をしていた時で、ボッテガはデ・ソーレによってその技術力を見初めらたといったところでしょう。

この買収を転機にして、高い伝統技術を持ちながらも細々と活動を続けていたボッテガ・ヴェネタが一躍世界の脚光を浴びていくことになります。

伝統と革新を融合させるスターデザイナーの誕生

グッチグループによって買収されたボッテガに送り込まれたのが、エルメスやソニア・リキエルで活躍したデザイナー トーマス・マイヤー

ボッテガ・ヴェネタ」のトーマス・マイヤーが退任 ブランド成長の立役者 - WWDJAPAN

トーマス・マイヤー

この後15年以上もボッテガヴェネタのクリエイティブ・ディレクターを務めることになるスターデザイナーの誕生だったのです。

今でこそ屈指のブランドとして支持されているBOTTEGA VENETAですが、彼がデザイナーとして就任した2001年当時は業績が思わしくなく経営が危ぶまれていました。

マイヤーの行ったことは、「最高級の素材」「卓越した職人技」「現代的な機能性」「時代を超越するデザイン」を軸に本来のBOTTEGA VENETA高い技術力を生かしたデザインを次々に発表していきました。
ボッテガの職人たちは細部に至るまで強いこだわりを持ち、厳しい目で最高の品質のレザーアイテムを作ることができる稀有な人材だったので、マイヤーとの強いリレーションシップによってより良いものを生み出すことができました。

いいものを持っているけど、なかなかそれを活かしきれなかったボッテガですが、マイヤーのもつ先進的なスタイルと融合することによって大きく化けたのです。

その結果、彼は就任後わずか2年でパリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークと店舗が増えて、2001年から2011年の10年間で800%も売上をもたらしました。

そんな能力のあるトーマス・マイヤー氏ですが、決して独り歩きせず職人たちの技を最優先に共に寄り添いながら商品を製作しています。だからこそ技術×デザインの相乗効果で出来た製品は人気となったわけです。

またグッチグループの持つ巨大資本によるマーケティング力とトーマス・マイヤーのもつ類まれなるディレクションによってBOTTEGA VENETAは世界的な人気ブランドへと駆け上がって行きました。

レザーブランドからの脱却

今でもボッテガというとイントレチャートのイメージが強いですが、グッチグループの傘下となった2000年代以降ボッテガは総合ファッションブランドとしての展開を進めていきます。

2004年にグッチがPPRの参加に入ってからは、実質の支配がグッチではなくPPR(現ケリング)となり、バッグやレザーグッズ、プレタポルテ以外にもジュエリー・アクセサリー、時計、インテリアの領域にまでその活動範囲を広げており、2011年にはライセンス契約での香水の取り扱いも開始しています

現在では、ヨーロッパから北米、アジア、もちろん日本も含め世界中に店舗を展開し、販売を行っています。

1966年創業というラグジュアリーブランドの中では比較的若いブランドではあるのですが、高い技術力と優れた才能、そしてグッチグループによる買収という転機にも恵まれ、世界最高峰のレザーブランドとしての地位を確立したのです。

32歳のダニエル・リーによる新しい「ボッテガ・ヴェネタ」は“フィービー枠”を狙えるか? - WWDJAPAN

まとめ

「ボッテガの財布使いやすい」とよく耳にしますが、素材も技術も精錬された技術者により作られたものだからこその使い心地のよさに定評があると思います。

そしてバッグ以外ですと、スマホのケースや大ぶりなリングのアクセサリーも人気です♪

バッグ以外のBOTTEGA VENETAのアイテムも非常に良いので是非知っていただけると嬉しいです。