多くの人々、特に女性から絶大な人気と支持を集める『Hermès』。

それだけの人気を誇るエルメスは、どのような歴史を歩んできて今日のブランドまで成ったのか。今回はエルメスの歴史を踏まえながら、人気モデルや高価買取モデルのご紹介をしていきたいと思います♪

お楽しみに!!

 

エルメス創業の歴史

エルメスの歴史は創業者のティエリ・エルメスが1837年高級馬具の製造工房「ティエリ・エルメス」をフランス・パリで開業したのがはじまりです。

当時、上流階級のステータスシンボルであった馬車、その馬車を操縦する上で欠かせない引き具は、安全を守るために非常に重要なパーツで、作るには高い技術力が必要だとされていました。その中で、エルメスの丁寧なものづくりは人間だけではなく、馬も傷付けない優しいつくりが施されていたため、多くのお客様に愛され、エルメスの名を確立させました。

 

創業初期のころには、ナポレオン3世やロシア皇帝なども顧客としていたようで、その高い技術力を物語っています◎


1880年には、2代目代表のシャルル・エルメスが自社の特性を光らせる新たな工夫を施しました。

職人が乗り手の要望を聞き、それに合わせて馬具をカスタマイズしてくれることに感激を受けた顧客が多いことに気づき、顧客のニーズに合わせる注文販売を承る専門店を開きました。

 

一つ一つカスタムで馬具をつくることは、決して簡単なことではなく大変なことですが、そのカスタムされた馬具を身につけた顧客は喜んでブランドのファンになっていき、またエルメスで購入したいという自然なロイヤルティが生まれ始めたのです。

 

この頃から、現在のエルメスに至るまでの片鱗も見え始めました。

 

15歳のころから店頭に立ってきたシャルルの息子エミールが、エルメスの店舗に女性顧客用の手袋やハット・ピンなど、馬具に限らず、馬車に乗る人たちのライフスタイルを彩る商材も少しずつ置き始め、エルメスと消費者の新たな接点を生み出していったのです。

 

単に馬車に必要な道具の販売ではなく、豊かな人生を支えるブランドとして、ポジションを確立し始めました。

馬具から革製品へ

20世紀初頭には、馬車から自動車へと市民の移動手段が変わり始めました。第一次世界大戦の戦場で自動車が広く普及したことにより、自動車による移動が一気に主流になっていったのです。それは、これまでエルメスの主事業だった馬具を使う人たちが、どんどん減っていくことに直接的につながりました

 

エルメスという確立されたブランドを、これからも生き残らせていくためには、大きな転換期となったのがこの時期です

 

実はまだ馬車が主流だった時に、エルメスの3代目エミールは「オータクロア」バッグを初めてつくりました。馬の乗り手のサドルやブーツをしまうために作られたこの鞄は、それまでサドルやブーツを手で持ち運んでいた乗り手にとって、実用的な運び方が生まれた上、職人技が施されていたため見た目も美しくエレガントで、瞬く間にお客様の間で大ヒットとなりました


この経験を土台に1922年、エミール・エルメスは家族や職人達の意見を押し切り、様々な新しいものづくりにチャレンジすることを決意したのです!

馬車を使う人たちは減っていくものの、自動車や汽車を使って遠くに移動する人たち、旅する人たちは増えていくことを予測し、その人たちの新しいライフスタイルを彩るものづくりをしたいと考えての決意でした。

 

この時代に生まれたのは、ハンドルが付いた鞄やファスナーがついた手袋、革製のベルト、スポーツジャケット、ブリーフケース、腕時計やブレスレット、さらにはエルメスを象徴するシルクスカーフなど、今日でも人気のあるアイテムの原型でした。

 

高品質でファッション性の高い製品を店頭に並び始めると、かつては馬具で有名だったエルメスに、パリ中の女性客が集まり始めました

またエルメス製品の魅力を感じ、世界中のエリート層も注目。イギリスのウィンザー公や、シャネルの創業者「ココ・シャネル」が洋服や小物を身につけたことで、さらに火がついたのです。

 

現代でも人気のあるモデルの登場

エミール・エルメスの娘と結婚したロバート・デュマが代表に就任後に、今ではエルメスを象徴するシルク・スクリーンスカーフ「カレ(正方形)・エルメス」を生み出しました。

さらにロバート・デュマは、バックル、クラスプ、チェーンなど、金属を活かした新しい技術や素材を取り入れ、これまでの製品を進化させようと考えました。

 

そうして生まれたのが、1956年にはケリーバッグ、1984年にはバーキンバッグなど、エルメスを代表する鞄のラインが生まれました。

ここからは、エルメスの人気モデルをご紹介していきたいと思います◎モデルによっては、高額査定となるものも多いエルメスのアイテム。そのあたりの情報も絡めてご紹介していきたいと思います♪

バーキン

イギリス出身の女優であり歌手のジェーン・バーキンとエルメスの5代目社長ジャン・ルイ・デュマ・エルメスとの有名なエピソードから生まれたバッグです。

元々の原型は、先の項目で書きました「オータクロア」がもとになっています。

ハンドルはダブルになっていてハンドル同士が重なり合わないように工夫がされています。こうしたディテールのさりげないこだわりはさすがエルメスといったところを感じさせてくれます。

 

バーキンはエルメスのアイテムの中でもかなりの人気アイテムで、正規店での入手が困難な事もあり、定価以上の高額査定が出るものも多数あります!!

また、カラーやサイズ、革の素材、バッグの作りなどによって複合的に査定額は大きく変わってきます◎

ケリー

モナコ公国の王妃となったグレース・ケリーがバッグの名前の由来となっています。

ケリーも原型はオータクロアを改良し生まれた「サック・ア・クロア」が元となったバッグです。台形型のフォルムで、フラップをかぶせるようになっていてバッグの口とフラップをしっかりとめるための鍵がついているのがとても特徴的です。

エルメスのバッグの中でもバーキンと人気を2分するアイコン的バッグですね♪

 

ケリーに関しても、高額査定がでるモデルとなっています!こちらもバーキンと同じく複合的なポイントで査定額が変わってきます◎

エブリン

エブリンといえば、大きくパンチングされたHERMESの「H」がとても印象的なバッグです。

エブリンは馬を愛する人のためのバッグとして、馬の手入れをするためのブラシやスポンジ、蹄鉄などの道具を傷まずに収納できるように作られたんですよ◎パンチングの穴も、通気性をよくするために開けられた穴なんです。

 

エブリンには、内ポケット外ポケットの有無やショルダーのアジャスターの有無などでデザインがⅠ・Ⅱ・Ⅲの3種類あります。サイズ展開も4種類で展開しています。

機能面で充実しているのでⅢの査定が高額になりやすいです◎

ボリード

ボリードは、ケリーやバーキンよりも歴史が深い1923年に発表されたものなんです。

エルメス初のファスナーを使ったバッグとして有名ですが、発表当初は当時の高級車から「ブガッティ」と名付けられました。その後にレーシングカーを意味する「ボリード Bolide」という名前に改名され現在まで続いています。

 

こちらのボリードも人気のバッグなので、査定金額は期待できるモデルの一つとなっています♪

ガーデンパーティー

ガーデニング用のバッグとして作られたバッグです。普段使いにも使いやすく、物がたくさん入る大きさと、使いやすさを重視した機能性の高さで、根強い人気があります♪

トワル(布)だとエルメスの中でも手頃な価格帯になっているので、それも人気の理由の一つかもしれませんね◎

 

布製のものは、革製のバッグと比較すると査定額も落ちてはしまいますが、人気のモデルなので査定額は期待できます◎

ピコタン

このピコタンというネーミングは、実は馬や牛に餌を与えるための袋が由来となっているんですよ◎

通常のバッグは平らに作られているものが多いので奥行きの幅によってはなかなかたくさんの荷物が入らなかったりしますが、奥行きがたっぷりのピコタンなら荷物が多い方にも使い勝手がいいので、人気のモデルの一つです♪

 

トワルやレザーなどの素材によりですが、革製の物であれば高額査定が出てくるバッグです!

ベアン

こちらは財布のアイテムです◎バッグはケリーやバーキンが定番ですが、財布の定番はこちらの「ベアン」ですね♪

ベアンの特徴はシンプルなデザインながらもワンポイントで留め具にもなっている小さな「H」の金具です。カラー展開や素材、サイズ展開も豊富で人気の財布です。

 

バリエーションが豊富なので、素材やカラーに左右されやすいですが、人気のお財布なので査定も期待できるモデルです!

まとめ ~ロゴに秘められた想い~

いかがでしたでしょうか?こちらでご紹介した以外にもまだまだ数多くのモデルが存在します。

エルメスは創業当時からの伝統と歴史を受け継いで、今日までのブランドイメージを守り続けてきましたが、歴史を紐解いてみると馬車から自動車への転換期、馬具から人々のアイテムへ移り変わりなどで、革新的な変化をしてきたブランドでもあります。

そうした時代の変化に負けずに突き進み、変化を恐れなかったことで今ではブランドシーンを牽引するブランドにまで大きくなったのです。

 

最後に、エルメスのブランドロゴについてのお話をして、まとめとしたいと思います。

 

エルメスのロゴは、馬・馬車・従者が描かれています。これは当時パリで流行していた馬車の形態で、主人自ら馬を操り、従者はその補助をするというスタイルのもの。

 

しかし、このロゴには「あるもの」が描かれていません。

 

そうです。主人の姿が描かれていないのです。

なぜ馬車と馬と従者がいて、肝心の主人がいないのでしょうか?そこにはエルメスのこだわりが隠されていました。

 

エルメスは「主役はあくまでもユーザーにある」という考え方を持っています。それを顕著に示しているのがこのブランドロゴなのです。

従者=職人
馬車=ブランドアイテム
主人=ユーザー

を表しており、

「エルメスは最高の品質の馬車を用意しますが、それを卸すのはお客様ご自身です」
という意味が込められています。
その為、主人がいない構図となっているのです。

 

こんな素敵な意味が込められていたロゴを冠するエルメス。この記事を読んでいただいている方々に、エルメスの歴史を知っていただくきっかけになれば嬉しいです!

 

また、エルメスのアイテムの多くが高額査定になるアイテムが多いこともこの記事の中で触れてきました。

ご自宅に眠らせたままのアイテムが居ませんか?実は高額になるアイテムということも少なくありません◎そうしたことを知るきっかけ人もなれたら幸いです!!

最後までお読みいただきありがとうございました!