千種の今池にあります高価買取専門店、おたからや今池店の鈴木です!!
前回、アメリカ発祥のブランドをご紹介しました。
今回はそこから、「ナゼ売るときは安いの?買ったとき時は高かったのに。。。」の「ナゼ」を解消していきましょう。
ブランド品の中でも何故か買取が安くなってしまう
アメリカブランド
買取安すぎ問題
について考えていこうと思います!
目次
アメリカブランドって何?
前回、ご紹介したあのブランド達です。
COACHやMICHAEL KORS KateSpade
などです。
この辺りのバッグを買い取りに持って行って買取金額の安さに愕然とされた方も多いはず。。。
分かります。。。かくゆう私もここで働くまではその理由が全く分かりませんでした。。
めっちゃ高かったのにひどい。。。と思いますよね。
ですが残念ながら、そもそも中古市場相場が安いんす。。。
なぜ安くなってしまうか?分かりやすい理由は3つあります!
①アウトレットが多い
アメリカ国内、日本国内にたくさんのアウトレットがありますよね。
デパートで買うのは勿体ない!
なんて思っちゃうくらい割引されています。
元々アウトレット用商品が用意されていたり、新品でも価格崩壊しています。
30%OFFが「本日は更に20%OFF」なんてことを普通に行われています。
デパートの定価は何なんだ・・・と思う一瞬でもあります。。
②MADE IN CHINAが多い
昔より気にされない方も多いと思いますがやはり違いがあります!
チャイナ製は縫製など作りがどうしても甘い。。。
その辺りが残念な要素。
③コピー品の流通が多い
これ、どのブランドも多いのですが鑑定士は
各ブランドの刻印の入り方やファスナー、縫製以外にも革の匂いや手触りなど
全てを確認して真贋を見極めますが
なんてったって正直、本物もメイドインチャイナが多いばかりに
本物のクオリティが低くそして、偽物のクオリティが高いからです。。。
この辺りでまず買取不可と判断する鑑定士さんもいると思います。
本物と鑑定してもやはり買取価格は安くなってしまいます。
上記のような理由でどうしても買取は安くなってしまう訳です。
例えば、COACHの場合
COACHがわかりやすいかと思うので、COACHを例にお話しします
コーチの買取価格
よく、コーチの買取について言われるのが「コーチの買取価格は低い」ということです。
結論から言うと、ルイヴィトンやシャネルに比べれば当然買取価格は下がります。
それは定価自体が他のブランド品に比べて低いことと、アウトレット専売品は品質が直営店アイテムに比べ若干低いことが原因です。
また、アウトレット品は買取できないといった買取店もあると言われています。
ここでは、そんな疑問を解決するためにさまざまな点を解説していきます。
元々の販売価格が違う
買取価格が低いと言われる原因の1つに、元々の販売価格の差があります。
コーチはシャネルやルイヴィトンに比べ、定価が安いのが特徴です。
さらにアウトレット品となるとそこから半額ほどになるので、定価に比べて実際の購入価格が低くなるのが特徴です。
上記の2つの特徴から、コーチは買取価格が低いと言われるようになってしまったのです。
正規品なのに「偽物」判定になるケースも
アウトレットに売っているブランド品も偽物ってことがあるのですか?
アウトレット専売品は、知名度が低くこのようなことも起きてしまいます。
やはり直営店アイテムに比べて品質を下げて生産しているので、勘違いされてしまうことが多いようです。
本来ブランドイメージを大事にする他国の高級ブランドでは品質を下げて生産することがないので、知識のない買取店では偽物と判定されてしまうこともあるみたいです。
知っておきたいアウトレット品の見分け方
まるで偽物のような扱いを受けてしまっているアウトレット品ですが、決して偽物ではありません。
コーチがアウトレット専用品として生産しているもので、それを販売するアウトレットのショップも正規店のため、商品は間違いなく本物です。
しかし、直営店アイテムとアウトレット品の見分けが付きにくいため、一般の買取店では偽物との判断をされてしまうことが多いのです。
じゃあ自分が持っているコーチのバッグや財布はどっちなのかと気になる方も多いと思います。
そんな人のために、ここからは直営店アイテムとアウトレット品の見分け方を解説していきます。
レザープレートを見れば分かる(COACHの場合)
直営店アイテムとアウトレット品を見分ける最大の特徴は、製品に付いてくるレザープレートです。
アウトレット品は製造工程や素材から違うため、製造番号が違うのです。
バッグの場合、中のレザープレートを見ればアウトレット品かブティック品かの区別は簡単に見分ける事ができます。アウトレット品の場合は商品番号の前に「F」又は「FS」のような刻印が押されております。
バッグの場合はこのようにプレート記載の製造番号が違うのが特徴です。
レザープレートに「F」または「FS」の記載があれば、アウトレット品ということになります。
①の「製品番号に【F】が入っている」は、アウトレットのために作られた製品の証明です。(コーチアウトレットファクトリーの【F】です。)
そして、③の「【◎】の刻印がある」は正規品が在庫余剰などを理由に、アウトレットに流れてきたということを表しています。
財布の場合は、刻印を見れば分かるようになっています。
こちらも「F」という記載があるのかどうかが重要となってきます。
「◎」の刻印がある場合は、元々は直営店アイテムて製造されたアイテムがアウトレットに流れてきたという解説がされています。
付属品が違う
ブランドの財布やバッグを購入した際に付いてくる、付属品にも違いがあります。
コーチの場合は直営店で購入した時には、他のブランドと同様に箱や保存袋が付属してきます。
しかしアウトレット品の場合は箱や保存袋は付属しません。
最近ではオンラインでも購入できるため、コーチのロゴ入りのビニール袋に入った商品まであります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アメリカ発祥のブランドに限らず、アウトレットに出店しているブランドはご購入時の価格よりだいぶお安くなる可能性もございます。
「購入時の価格が高かった=買取価格も高くなる」というわけではないことを頭の片隅にでも置いてくださると幸いです。
こんなに安くなる安くなると書いてアレですが当店でも買取はもちろん目一杯頑張らせて頂きます!!
(よそより高く買い取りたい気持ちは一杯です!)
手放す場合は是非一度ご相談下さい◎