千種の今池にあります高価買取専門店、おたからや今池店の鈴木です!!

世界的有名なラグジュアリーブランドのひとつ、PRADA。

2006年にはプラダのブランド名が入った「プラダを着た悪魔」という映画が公開されその映画も大ヒットしましたが、そのぐらい世界中の女性の憧れの象徴のブランドとして認知されています。
でもプラダについてどんなブランドなのか説明してみて、と言われても、「ナイロン素材のバッグが有名」というようなこと以外では意外に難しいですよね?
一つ例を挙げてみると、実はプラダは他のラグジュアリーブランドと比較しても珍しい、創業者の一族がいまだに経営とデザイナーを担っているブランドなのです!

多くのラグジュアリーブランドが数々の外部デザイナーや経営者を就任させている中、何十年、何百年に渡りプラダ一族で経営、デザインされているブランドって驚きですよね?
またプラダというブランドはバッグや財布が人気で有名ですが、近年のプラダはそれだけではありません。
現在では世界中のファッション好きから支持されるトータルラグジュアリーブランドとして人気を集めています!
この記事ではそんな知っているようで意外に知らないプラダにというブランドについて詳しくご説明させて頂きます。

PRADAのブランド誕生からの歩み

まず初めにそもそもプラダとはどういうブランドなのかということを、ブランドの誕生からその歩みをご紹介させて頂きます

プラダブラザーズ

日本ではナイロンバッグが有名なプラダ(PRADA)ですが、その始まりは、大正時代初期の1913年にイタリアのミラノにて、皮革製品の専門店としてスタートします。

創業者はマリオ・プラダマルティーノ・プラダの兄弟。店名は「フラテッリ・プラダ(Fratelli Prada )」、イタリア語で「プラダ兄弟」や「プラダブラザーズ」のような意味です。二人は当時、世界中から集めたワニ革や蛇革などの珍しい素材や、上質な革材を用いて、優れた職人技術によって豪華な鞄等、高品質で上品な革製品を世の中に次々と送り出しました。
その製品は、たちまちイタリアの上流階級から評判となり、創業数年でイタリア王室御用達となりました。

プラダの質の高い製品は欧米に知れ渡り、ブランドを大きく成長させたのです。
またプラダはミラノの中心部に位置するアーケード、ビットリオ・エマヌエーレ2世ガレリアに店舗をオープンしました。

その後兄のマリオ・プラダは、その時代の旅行用バッグに一般に使われていた、セイウチ等の革などで作られた高級で重いスーツケースは実用的ではないと思い、軽い防水生地が使われているバッグを発表しました。
そのバッグは世界中のビジネスマンや富裕層の人々から支持されるようになり、それによりプラダは世界中に名前を知られるようになっていきます!

第一次世界大戦~第二次世界大戦 低迷期

戦争という緊急事態においてプラダのような高級革製品を持って旅行するということは時代にそぐわないものとなってしまいました。

時代が第一次世界大戦から第二次世界大戦に入ると、高品質な革材を手に入れることが難しくなり、また高級革製品の需要も減りました。

次第に経営状態も悪化し、弟のマルティーノも戦争の期間中に政治的問題で兄のもとを離れ、マリオ一人での経営が続き終戦を迎えます。

第二次世界大戦後のイタリアは、共和制を採択して王政廃止が決定されたため、プラダ(PRADA)の王室御用達の称号もなくなりました。

その後マリオ・プラダが亡くなってしまうと、マリオ・プラダのあとを継いだのはナンザルイーダという2人の娘でした。
そこでプラダは、大きく方向転換をします。
ターゲット層をこれまでの上流階級から、戦後復興の立役者であった中流階級に変更しました。

しかしその後プラダの人気は急速に下降していきました。
プラダの成功は、創業者のマリオ・プラダの存在が大きく、一時期は大きく飛躍しましたが、彼の死後は不遇の時代を迎えブランドとして大きく低迷していくこととなってしまいました。

3代目ミウッチャ・プラダ

創業者マリオ・プラダの死後長く低迷する期間が続いていたプラダでしたが、創業者マリオ・プラダの孫娘にあたるミウッチャ・プラダが経営者兼デザイナーに就任した事によって、ブランドは劇的な復活を遂げていきます!

ミウッチャは、現在のプラダ(PRADA)のブランドイメージを確立させた立役者です。

彼女のデザインは、「日常を贅沢に飾る」をコンセプトとし、斬新なデザインと革新的な素材を使い、プラダの歴史と伝統の調和を体現したデザインで一躍人気を博します。
特に有名なのが、祖父マリオが旅行用鞄に利用していた工業用の防水ナイロン素材「ポコノ」を用いてデザインされたナイロンバッグです。当時、高級革製品が有名であったプラダ(PRADA)のイメージを一新させました。
革よりも軽くて丈夫で撥水性に優れた「ポコノ」素材に、プラダのロゴが入った三角プレートを付けただけのシンプルなデザインのバッグやリュックサックは、たちまちヒットし、プラダの象徴として世界的なブランドへと復活を遂げます。

また、後に夫となるパトリッツィオ・ベルテッリとの出会いにより、経営戦略面でのビジネスパートナーを得て、新たなプラダのビジネス展開は目覚ましく発展していきます。

現在のプラダを創り上げた経営者兼デザイナー「ミウッチャプラダ」

前章ではプラダというブランドの歴史とその歩みについてご紹介させて頂きましたが、この章ではブランドのキーマンであるミウッチャ・プラダについて詳しくご説明させて頂きます!
何故このミウッチャ・プラダをピックアップしてご紹介するかというと、簡単に言うとミウッチャ・プラダという人物がプラダというブランドの中で最重要人物と言ってしまって良いような人だからです!

この人をご紹介しなければプラダというブランドは語れません!
それではそんなミウッチャ・プラダについて詳しく見ていきましょう!

経営者とデザイナーの2足の草鞋

まず第一にミウッチャ・プラダはデザイナーとブランドの経営者という2足の草鞋を履いている、非常に多彩な人物です!
1人のデザイナーが起業し、そのまま自分が経営者も兼任しているという人は、大きくないブランドであれば沢山いるかとは思いますが、プラダ程のビッグブランドのデザイナーをし、尚且つ経営者としてもブランドのハンドリングを行っているというのは非常に驚きですし、デザイナー就任から何十年にも渡り現在もデザイナーとして第一線で活躍し続けています!

また彼女はプラダというブランドを大きく変化させるような物を数々生み出しています!

ミウッチャ・プラダが生み出した代表シリーズ3選

ここではプラダが生み出したプラダを代表するシリーズを3つご紹介させて頂きます!

プラダといったらこれ!高級ブランドでは異色のナイロン素材「ポコノ」

このシリーズを知らない方はいないのではないでしょうか?
ポコノ」は、光沢のあるナイロン素材に三角形のブランドロゴを配置た、ブランドの代名詞と呼べるあまりにも有名なシリーズです!

このブランドの代名詞である「ポコノ」を生み出したのはミウッチャ・プラダでした!

このポコノシリーズの誕生こそミウッチャ・プラダが、ブランドの救世主と呼ばれる最大の要因です!
当時ブランドの停滞に悩んだミウッチャ・プラダは、バッグに使用する新しい素材を模索します。
そこで、テントやパラシュートなどのミリタリー用品に使われているナイロン素材「ポコノ」をバッグに取り入れることを考案します!

このポコノの大ヒットがプラダの現在の世界的ラグジュアリーブランドとしての地位を作り上げるとても大きく、重要なステップとなったのです!

 

Prada Re-Nylon バックパック Mの画像1

今でこそ合成皮革やナイロン等の素材を使ったブランドバッグは多く見られるようになりましたが、ポコノはその「走り」としてラグジュアリーブランドの流行を牽引し続けています!
また現在もこのポコノシリーズは変化を続けています!
2019年夏、プラダは「2021年末までに、プラダのすべてをリサイクルナイロン「ECONYL(R)」に移行するという大胆な方針を発表しました。

プラダのレザーアイテムの代表 「サフィアーノ」

プラダと言えば、先程ご紹介したナイロン素材の「ポコノ」をイメージする方が多いかと思います。
しかしプラダはもともと皮革製品を扱うブランドとして創業しており、もちろんその創業当初から変わらない革製品でも高い評価を得ているのです!
そんなプラダの革製品の中でも定番なのが、高品質なサフィアーノレザーを使用した「サフィアーノ」です!

サフィアーノレザーは正式名称をサフィアノメタルオロといい、牛革に型押し加工が施されたものを指します。
型押し加工によって傷や汚れに強くなるといった特徴があります。
ちなみにこのサフィアーノレザー自体はあくまで素材の名称であり、プラダ独自の名称ではありません!

プラダ以外のブランドでも使用されている素材ではありますが、プラダではサフィアーノレザーをプラダの一つのシリーズとしてブランド化している為、「サフィアーノといえばプラダ」というイメージが一般に広まり定着しているのです!

Prada プラダ ガレリア サフィアーノレザー ミディアムバッグ 1

トートタイプのカジュアルアイテム「カナパ」

こちらは2010年に登場した比較的新しいシリーズですが、プラダの他のシリーズに比べてリーズナブルな価格設定と、カジュアルなファッションで普段使いが可能なアイテムということで特に若い女性から爆発的な人気を得ており、新しいシリーズにかかわらず既にプラダの定番シリーズとなっています!

Prada カナパ ファブリック ハンドバッグ 1

まとめ

プラダの誕生から現在の定番ラインまでお伝えさせていただきました。

現在のプラダの礎を作ったミウッチャプラダ。

彼女のパワーはプラダを立て直しただけではなく、新しい「PRADA」を作り上げたといっても過言ではないでしょう。

次回はそんなパワフルな彼女が作った「新しいPRADA」をご紹介する予定です♪