おたからや今池店の鈴木です!

本日はアクアマリンについて、お届したいと思います。

アクアマリンは今からおよそ2000年前にローマ人によって名付けられ、その語源はラテン語で「水」を意味する「アクア(Aqua)」と海を意味する「マリーン(Marine)」からきてます。

アクアマリンは採取したときにすでにブルーのものと、淡いグリーンや茶色がかったものを加熱して色を引き出したものがあります。

アクアマリンは清楚な雰囲気で品格があり、ブルーがあまりにも濃すぎない方が柔らかさや落ち着きを感じさせます。

また、3月の誕生石としても有名です。

アクアマリンの特徴

アクアマリンは、エメラルドやモルガナイトと同じ、ベリルという鉱物グループの天然石です。

ベリル系の石は、色によって呼び名(流通名)が異なり、ブルーのベリルをアクアマリン、緑色はエメラルド、ピンクはモルガナイト、黄緑色はヘリオドール、黄色はイエローベリル、褐色系の黄色はゴールデン・ベリル、透明はゴシェナイトと呼ばれています。

不純物を含まない純粋なベリルはほとんど無色ですが、鉄分やクロム、バナジウム、マンガンなど、様々な元素が混入することで、色鮮やかに変化し、とても美しい宝石になります。

色の違いは、ベリルの結晶に含まれる鉄分の密度と場所によります。透明度が高いことで知られ、色合いが濃いほどインクルージョン(内包物)が多く認められます。

アクアマリンの産出国

この何十年もの間、アクアマリンの主な生産地はブラジルでした。有名なマランバイア地方は、世界でも有数の上質なアクアマリンの産地です。

しかし最近になり、ナイジェリアやモザンビーク、ザンビア、マダガスカルといったアフリカの国々が、ブラジル産と同じくらい美しいアクアマリンを、ブラジルに匹敵するほどの量で生産しています。

ブラジル産

アクアマリンといえばブラジルと言われるほど、評価の高いアクアマリンが産出されるのがブラジルです。ブラジルで産出されるアクアマリンは、大粒で傷も少なく、純色に近い淡いブルーのものが多く産出されます。産出されたあとに、加熱処理を施し、グリーンの色味を取り除くため、本当に美しいブルーが現れており、経年で色が変化することもなく、非常に高い評価を受けています。因みにアクアマリンの最高峰と言われるサンタマリアアクアマリンは、ブラジルのミナス・ジェライス州にあったサンタマリア鉱山で非常に高品質なものが産出することにより、特別についた名前です。現在はこの鉱山が閉山したため、正真正銘のサンタマリアアクアマリンは市場に出回っているもののみとなっています。

ブラジル産のサンタマリアアクアマリン

ナイジェリア産

アクアマリンの産地と言えば長らく上述のブラジルでしたが、近年ではアフリカで高品質の物が産出すると人気です。その中でも有名なのがナイジェリアで、ナイジェリアで始めてアクアマリンが産出したのが1983年からです。
まだまだ比較的新しい産地ですが、サンタマリアアクアマリンにも負けないほどの濃いブルーをした高品質なアクアマリンが採れることもあります。ただし、一般的には傷やひび割れが見られる物がブラジルのものよりも多いため、加熱処理などは行われず天然のまま出回る事がほとんどです。ナイジェリア産のアクアマリンは、品質や大きさ、明度に大きなバラつきが見られるので、購入の際はしっかりと選びましょう。

ナイジェリア産のアクアマリン

モザンピーク産のアクアマリン

ポルトガルの植民地であった時代から宝石産出国として知られてきたモザンビークは、主にその高品質のアクアマリンによって、世界の宝石業界での存在感をますます強めています。

鉱業の発展において重要な要素となったのは、モザンビーク政府の貧困撲滅政策で、国家レベルで探鉱プロジェクトを行う推進力となっています。

モザンビーク産のアクアマリン

アクアマリンの色

アクアマリンのそれぞれの色合いには、ひとつずつ名前がつけられています♪

サンタマリア・アクアマリン

「サンタマリア」はブラジルのサンタ・マリア・デ・イタビラ鉱山で見つかった深い青色のアクアマリンです。

アクアマリンの中でも非常に産出量が少ないのですが、濃く鮮やかなブルーがとても美しいアクアマリンが存在します。そういった濃い色合いを持ったアクアマリンと呼ばれています。

1991年以来、非常によく似た物がアフリカ、特にモザンビークの鉱山で発見され、ここで採れるアクアマリンは「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれます。

サンタマリアアクアマリン

通常のアクアマリン

エスピリトサント

ブラジル産にはもうひとつ、深い青色の美しいアクアマリン、「エスピリトサント」があり、ブラジルのエスピリト・サント州で産出されています。

エスピリトサント

マルタ・ローシャ・アクアマリン

他にも「マルタ・ローシャ・アクアマリン」は、1954年初代ミス・ブラジルに選ばれた美女の名前にちなんで名付けられました。

まとめ

今回は、海のような淡いブルーが美しいアクアマリンについてご紹介しました。

アクアマリンは、比較的安価で手に入れることもできますし、プレゼントジュエリーとしても非常に人気が高い宝石の一つですね。
しかし、「安価」というイメージを持っている人の多いアクアマリンですが、実際には高品質なものはそこまで安価でもなく、非常に高値で取引される人気の宝石という一面もあるのです。特にアクアマリンの最高峰であるサンタマリアアクアマリンなどとなると、現在市場に出回っているものしかありませんので、今後もどんどん値段が上がっていってしまうことでしょう。手に入れるなら早いほうがいいかもしれませんね!

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